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使わなくなったメガネの処分方法

服はサイズが合わなくなった瞬間、着てすぐにわかります。メガネはそうはいきません。度数が少し合わなくなっても、レンズもフレームも買った日と同じ顔をしたままです。「これはもう手放す番だ」とはっきり教えてくれる瞬間はなく、いつの間にか手に取らなくなり、引き出しだけが少しずつ増えていきます。

誰も溜め込むつもりがないのに増えていく理由

引き出しの中のメガネは、たいてい買った時点ではどれも理にかなっています。定期検診で度数が変わっても、古いほうがすぐに使えなくなるわけではなく、「少し合わない」状態になるだけ――これは「壊れた」よりずっと処分しにくい状態です。眼鏡店の年間の給付枠は使い切らないと損した気になるので、今のメガネがまだ十分使えるかどうかより、枠が残っているかどうかで新調してしまうことがあります。予備として一本買っておいたのに、今使っているメガネを結局なくしも壊しもせず、予備はそのまま引き出しで待ち続ける。子どものメガネは顔の成長に合わせて頻繁に買い替えられ、古いほうがまだ使えるかどうかとは関係なく数が増えます。どれも一つひとつは筋の通った買い物で、引き出しの中身はその「毎回ちゃんと理由がある買い物」が何年分か積み重なった結果にすぎません。

他の不用品と少し違う理由

引き出しに眠る不用品の多くは、誰か別の人にとっては使えるもので、だからこそ譲るのが簡単です。度数の入ったメガネはこの前提が崩れます――そのレンズは、その度数に合わせた本人以外にはほとんど役に立ちません。コートやマグカップなら成り立つ「誰かが使うかもしれない」という理屈が、ここでは同じようには通用しないということです。だからといってずっと持ち続ける理由にはなりません。処分方法を決める前に、まず「これは実際どういうものか」で仕分けることが必要になる、というだけの話です。

まず仕分ける:引き出しの中身は実は三種類

「古いメガネ」とひとまとめにしていますが、中身は一様ではありません。老眼鏡と度なしのサングラスは一番手間がかかりません。レンズが幅広い人に合うか、誰にでも合うかのどちらかなので、度数を気にせずそのまま譲れます。今の度数に近いフレームは、まず考える価値があります。もともと気に入っているフレームなら、眼鏡店でレンズだけ入れ替えるほうが新しく買うより安く済むことが多く、しかも新たに「古いメガネ」を一本増やさずに済みます。度数が明らかに古いフレームが本当の意味での「古いメガネ」で、ここからはフレームとレンズを別々に考える必要があります。フレームはレンズを入れ替えれば別の人がまた使えますが、その人専用に削られたレンズ自体は、たいてい誰にも譲れません。

手放すものの、具体的な行き先

捨てる前に取っておく価値があるのはフレームです。多くの眼鏡店が回収の窓口を設けていますし、視覚支援に取り組む団体や地域の取り組み――ライオンズクラブによるメガネ回収はよく知られた例です――が、使えるフレームを本当に必要としている人のもとへ届けています。眼鏡店のカウンターに持っていくほうが、自分で調べて処分するよりずっと楽で、度数が古いメガネでも一度は聞いてみる価値があります。回収の窓口ではフレームとレンズを分けて扱うことが多いからです。ヒンジが折れた、テンプルが割れたなど、本当に壊れているものだけが、ここでは数少ない「捨てるのが正解」なケースです。捨てる前に、素材が自治体のリサイクルで回収対象かどうかだけは確認しておくといいでしょう。

一本だけは意図的に残す価値があります。今使っているメガネをなくしたり壊したりしたときのための、本当の予備の一本です。度数が今のものに近ければ、いざというとき役に立ちます。それ以上増やすと、「念のため」はもう具体的な計画ではなく、ただ引き出しが膨らんでいく理由になってしまいます。

引き出しをまた増やさないために

気にかけるべきタイミングは、買う瞬間そのものではなく、給付枠が更新される時期です。給付枠が残っているから、あるいは使わないと損だからではなく、今年の度数が実際にどれだけ変わったのか、本当に新調が必要なのかを先に問うことです。正直に見て今のメガネで十分だと思えるなら、同じフレームにレンズだけ入れ替えれば済むことが多く、引き出しに四本目の古いメガネを増やさずに済みます。

これはKeptの未使用日数のトラッキングが、判断を下すことなく静かに見せてくれるパターンです。二年前に写真つきで登録して以来、一度も「使った」と記録されていないメガネは、引き出しの中では見過ごしやすくても、リストに並べば一目でわかります。Annに聞けば、どのメガネが一番長く使われていないかを直接答えてくれるので、「引き出しに何本かあった気がする」という曖昧な感覚が、具体的なリストに変わります。

うまく片付いたとはどういうことか

空っぽの引き出し、という意味ではありません。今使っている一本、意図的に残した予備の一本、それ以外はレンズを入れ替えて再び現役になるか、回収の窓口に渡るか、本当に壊れているものだけがゴミに出される――そういう状態です。基準は本数の多さではなく、残っている一本一本について、なぜそこにあるのか説明できるかどうかです。