Kept

ホーム / ガイド

同じような靴を何度も買ってしまうのはなぜ?

靴が重複しているようには、ほとんど見えないからです。三年前に買った白いスニーカーと先月買った白いスニーカーは、ブランドも木型も、白の色味さえ違うことがあり、その違いは「もう一足、似たようなものを持っている」という感覚が一切浮かばないほど大きくなります。それでいて日々の役割は、靴箱の中で数十センチ離れた場所にある一足とまったく同じです。何足の靴を思い出せるかとは、あまり関係がありません。

靴箱は、持ち物の中でも重複がいちばん隠れやすい場所です

皿の重なりと比べてみます。まったく同じ皿が八枚あれば、戸棚を開けた瞬間に「同じ皿が八枚」だとわかります。見間違えようがありません。ところが靴が八足並んだ靴箱は、八つの違うモノに見えます。靴はそもそも、色も、シルエットも、買った理由も違って見えるようにデザインされているからです。自分の靴を前にして目に映るのは常に「バリエーション」であり、「重複」ではありません。並んだ靴の中の四足が、実は同じ問題を解決しているだけだと、何も教えてくれないからです。

実際に重複が起こる三つのパターン

呼び方が変わっただけで、用途は同じ。「通勤用スニーカー」「普段履き」「ジム用」「ウォーキングシューズ」——これらは同じ白いスニーカーを、四つの違う名目でそれぞれ買った結果であることがあります。「オフィス用の靴」という要求は、1年半前に「きれいめカジュアル」という名目ですでに満たしていたと、店では誰も教えてくれません。

一回の予定のために買って、そのまま眠る。結婚式、山歩き、ハーフマラソン、旅先の雨の週——こうした予定は本物だけれど狭いニーズを生みますが、そのために買った靴は、後になって「普段用の一足」として登録し直されることはありません。ほとんど繰り返されることのない、次の同じ予定をただ待ち続けます。

箱から一度も出ないので、靴として存在し始めない。かなりの数の靴が、買った時の箱に入ったまま棚やクローゼットの床に積まれて一生を終えます。一度も足元に立って目に入ったことのない靴は、毎朝目にする靴ほど強くは「持っている」と記憶に刻まれません。

サイズ感が、靴を他のどのカテゴリーより厄介にする理由

たいていの買い物と違い、靴は家の中で一晩履いてみて初めて「合わない」とわかることがあります——擦れる縫い目、店では平気だったのに1時間で気になり出す土踏まずの部分。かなりの割合の靴が、買って1週間以内に静かに「ちょっと違う」の箱に入り、まだ箱に入ったまま、名目上は所有し続けたまま、本当に合う一足を探す作業が、まるで何も買っていないかのように続きます。クローゼットには、頭の中の合計に一度も数えられない「惜しい一足」がどんどん増えていきます。一度も履くチャンスを与えられなかったからです。

持っている靴を全部数えなくても直せること

家の靴を一足残らず記録する必要はありません。ほとんどの靴は、自分がどういう位置づけかはっきりわかっています——冬中履いているブーツ、面接用に取ってある一足。メモを取る価値があるのは、知らないうちに重複しているカテゴリーだけです。「白いスニーカー」「黒いフラットシューズ」「一日中立っていても平気な靴」——そして、その名目のもとにクローゼットにすでに何足の「挑戦」が並んでいるか。「仕事用に十分な一足、クローゼットにすでに3足、うち2足はほぼ未使用」という一行のメモのほうが、4足目を買うべきかという問いに、完全な靴の目録よりずっとよく答えてくれます。

もう半分の対策は、その問いを立てる時間を自分に与えることです。店に立って「これ、もう何足持っているんだっけ」と本気で考える人はほとんどいません——確認するきっかけが何もないので、その問い自体が浮かんでこないのです。支払う前の五秒間、頭の中で家の靴箱や積まれた箱を思い浮かべるだけでも、正確な数を暗記しようとするどんな努力より多くの重複を防げます。

意志力より、簡単なリストのほうが効く場面

これはまさに、簡単なリストが役立つケースです。問題の正体は「靴が欲しすぎる」ことではなく、「店に立った瞬間に照合できない」ことだからです。Kept なら、この程度の短いリストを大げさなプロジェクトにせずに作れます。靴箱や積まれた箱をまとめて一枚撮影すれば、認識機能が一足ずつの下書きを作ってくれるので確認するだけ。あるいは各カテゴリーに何があるか声に出して言えば、構造化された記録になります。そして店に立っているときも、スマホで通販サイトを眺めているときも、「買う前に確認」の画面が、重複した靴を実際に生む唯一の問い——このカテゴリー、もう何足持っていて、実際に履いたのは何足か——に答えてくれます。持ち物すべてを目録化する必要はなく、小さくて具体的な盲点だけを拾ってくれる対処法です。